kei4.gif
   広報ふだい  NO.455平成12年04月号


button1.gif 護保険制度の充実や
基盤の準備が重点です


kei4.gif

 2国道45号白井地区から村特養老
「うねとり荘」へと続く村道白井鳥居線
F1204a.jpg
財源の効率的運用図る
 平成12年度の当初予算が、3月定例会で決まりました。一般会計(議会費から予備費まで、村の基本的な仕事に充てるお金)は31億8,790万円で、前年度に比べ1.6%の伸びとなっています。厳しい財政状況の中ですが、生産基盤の整備と、農林漁業の所得向上と、福祉サービスに重点が置かれた予算編成となっています。
 収入の主なものは、国から交付される地方交付税を17億7,100万円で全体の55.6%、国・県などからの補助金=国・県支出金が4億1,093円、12.9%、村が事業などを行うために国などから借り入れるお金=村債は、4億9,760万円、15.6%、皆さんが納めた村民税、固定資産税などの税金=村税、基金からの繰入金などを含めた自主財源は4億1,357万円、12.9%となっています。
 支出を目的別に見ると、産業基盤整備のための農林水産業費が8億242万円で全体の25.2%、国や県などへの借入金返済のための公債費が5億8,825万円、18.5%、村有財産管理や庁舎管理などのための総務費が4億9,746万円、15.6%、高齢化社会に対応した福祉サービス、介護保険の充実を重点にした民生費が2億8,412万円と続いています。
 景気が低迷を続ける中、厳しい行財政環境ですが、「北緯四〇度東端の村」の21世紀を展望し、限られた財源の効率的運用、行財政の健全化、行政水準の向上を図り、村民の皆さまのため、公正・公平に大切に使っていきます。